book 2009.1.30

『ビジネス三國志:マーケティングに活かす複合競争分析』プレジデント社

石井淳蔵・栗木契・清水信年・西川英彦・水越康介・吉田満梨(2009)『ビジネス三國志:マーケティングに活かす複合競争分析』プレジデント社

 『三國志』はなぜ読まれ続けるのか。それは「1対1」の単純な闘いよりも、あるときは共同戦線を張り、あるときは裏切り、そして無意識のうちに相手の影響を受け…という三者間の闘いが面白いからです。ビール、ハンバーガー、パソコン、緑茶、紙オムツ、家庭用ゲーム機…本書は、今、誰もが知っている市場で繰り広げられている、企業の激戦『ビジネス三國志』を読み解きます。

 

目次

第1部 新市場の創造
プロローグ ビジネス三國志の狙い(石井淳蔵)
第1章 プレミアムビール:サントリー VS サップロ  VS キリン、そしてアサヒ(石井淳蔵)
第2章 ハンバーガー:マック VS モス VS ロッテリア(水越康介)
第3章 モバイルPC:パナソニック VS ソニー VS レノボ(清水信年)
エピローグ 市場の創発(水越康介)

第2部  三國志の論理
プロローグ 三者間の競争プロセスを記述する意義(石井淳蔵・西川英彦)
第1章 健康緑茶:花王 VS サントリー VS 伊藤園(吉田満梨)
第2章 ベビー用紙オムツ:ユニ・チャーム VS 花王 VS P&G(西川英彦)
第3章 家庭用ゲーム機:任天堂 VS ソニー VS マイクロソフト(栗木契)
エピローグ 「意図せざる『漁夫の利』の発見」(西川英彦)

 

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