project 2006.10.8

「Sカレ(Student Innovation College)」(2006年度-現在)

2006年12月17日(日) 立命館大学での発表会の様子

2006年12月17日(日) 立命館大学での発表会の様子

Sカレは、実際に商品化を目指す商品企画のインターカレッジ

はじまり
 そもそもは、2006年に流通科学大学商学部 清水信年ゼミと立命館大学経営学部 西川英彦ゼミとの「対抗ゼミ」として開始されました。翌年からは、「Sカレ」という名称になり、7大学8ゼミまで拡大しました。

Sカレの趣旨
 Sカレ(Student Innovation College)は、実際に商品化を目指す商品企画のインターカレッジです。その趣旨は、「未来のマーケター」の育成となります。大学は違えどもマーケティングを学ぼうと志を同じくする若い仲間たちが、互いに助け合いそして切磋琢磨し、商品企画の理論を学びつつ、それを実践していく中で、自らの企画をサイトで公開しユーザーからの意見を聴き、そこから改善した企画を企業に提案し、実現した商品を現実の市場において問う、というプロセスを体験します。具体的には、他にはない以下のような特徴が、育成のカギだと考えています。

商品化の実現
 各テーマで1位になったプランは、実際に商品化されます。もちろん検討した結果中止もありますが、毎年多くの商品が発売されています。これが、他の商品企画コンペにはない、Sカレの最大の特徴といえます。

実践的コミュニケーション
 商品企画プロセスの中で、学生の皆さんが実際のユーザーや企業の方とコミュニケーションしながら商品企画を進めるという実践的なマーケティングを学ぶ機会も、世界広しといえどもこのSカレにしかありません。

リアルタイムの競争
 企画段階のライバルチームの成果を見ながらリアルタイムに競争するという場も特徴的です。こうした競争が、アイデアの差別化や、その完成度の向上に拍車をかけていきます。

リアルの場での交流
 コンセプト発表の「秋カン」(カンファレンス)や、プラン発表の「冬カン」などリアルのイベントを重視しています。単に発表するというだけでなく、参加学生と企業、さらにはライバルチームとも交流が生まれています。秋カンでは、前年度の商品化達成チームにより総合優勝も競われ、参加学生に良い影響を与えています。

>Sカレサイト