松井剛・西川英彦(2020)『1からのデジタル・マーケティング』碩学舎
消費者行動をはじめて学ぶ人に最適な基本テキスト!
どうしてこれを買ったの?なぜこれを選んだの? 小石川家のストーリーを通じて学ぶ消費者行動の不思議!
第2版となり、初版と構成や説明内容は変わっていませんが、以下の2つの変更を行っています。
1つは、読者の皆さんが、本書の内容を現在のこととして、より身近に感じられるよう、各章の具体例をアップデートしています。そのために、一橋大学松井剛ゼミと法政大学西川英彦ゼミの皆さんに、改訂作業を手伝ってもらいました。
もう1つは、2色刷から単色刷に変更しています。本書は大学生協や丸善が提供する電子教科書でも閲覧できますが、そのアプリケーションの画面で見やすくするためです。
ささやかな改訂ですが、読者の皆さんに、より親しみやすく使いやすい教科書と思って頂ければ幸いです。
目 次
第I部 個人としての消費者
第1章 イントロダクション ― みんな生まれつき消費者だ!
執筆:松井剛(一橋大学大学院 経営管理研究科 教授)
第2章 知覚 ― 人の数だけ現実は存在する
執筆:朴宰佑(武蔵大学 経済学部 教授)
第3章 学習 ― 人間はしょせんパブロフの犬か
執筆:山本奈央(名古屋市立大学大学院 経済学研究科 准教授)
第4章 記憶 ― 思い出は美化される
執筆:松井剛(一橋大学大学院 経営管理研究科 教授)
第5章 態度 ― 好き嫌いは、どのように生まれるのか
執筆:西川英彦(法政大学 経営学部 教授)
第6章 意思決定 ― なぜそれを買ったのか
執筆:浦野寛子(立正大学 経営学部 教授)
第II部 個人消費者へのマーケティング
第7章 セグメンテーション ― なぜ人の好みはこんなにも違うのか
執筆:鈴木智子(一橋大学大学院 経営管理研究科 准教授)
第8章 コミュニケーション ― どのように納得させるのか
執筆:西川英彦(法政大学 経営学部 教授)
第9章 店頭マーケティング ― 売れるお店はどうやってつくる
執筆:水越康介(首都大学東京 経済経営学部 教授)
第III部 社会的存在としての消費者
第10章 アイデンティティ ― 消費で自己表現をしている!?
執筆:鈴木智子(一橋大学大学院 経営管理研究科 准教授)
第11章 家族 ― 小石川家の買い物は誰が決めているのか
執筆:北村真琴(東京経済大学 経営学部 准教授)
第12章 集団による消費 ― なぜ友人同士の服装は似てしまうのか
執筆:石井裕明(成蹊大学 経済学部 准教授)
第13章 ステイタス ― なぜモノが集団のシンボルになるのか
執筆:北村真琴(東京経済大学 経営学部 准教授)
第14章 サブカルチャー ― 日本人は全員納豆好き
執筆:大竹光寿(明治学院大学 経済学部 准教授)
第15章 文化 ― 聖地巡礼も消費者行動
執筆:大竹光寿(明治学院大学 経済学部 准教授)
>購入