会議名:
日本マーケティング学会 マーケティングカンフェレンス2015 ポスターセッション
早稲田大学(東京都新宿区)
報告日:
2015年11月29日(日)
報告要旨 :
本研究の目的は,Instagramを利用する大学生の定性的・ 定量的分析を通して,ユーザーが企業アカウントをフォローする際にどの要因を重視しているのかを明らかにすることであ る。 この背景には,テキストによるコミュニケーション中心の Facebook やTwitter の企業利用が活発に行われている一方, 写真中心のSNS であるInstagramは,近年,アクティブユー ザー数が多いと言われるSNS の一つでありながら,企業利用 が少ないという課題があるためである。 そこで,Instagramを利用する大学生に非構造化インタ ビューを実施した上で,大学生75 名にアンケート調査を行い 因子分析と重回帰分析を行った。これによりInstagram 上で ユーザーが企業アカウントをフォローする際に重視する要因が 明らかになった。 本研究の理論的貢献としては,ユーザーが企業アカウント をフォローする際にどの要因を重視しているのかを解明出来 た点であり,実践的貢献としては,Instagramを活用しようとする企業に対して,効果的なプロモーションの手法を提言できた点である。
>カンフェレンス・プロシーディングス Vol.4