member 2011.10.1

【受賞】宮本麻実・細井美沙緒(学部)「忙しい朝でも楽々!インクジェットでメイクアップ!メイクジェット」(KUBIC2011 京セラ賞)

撮影場所/関西大学千里山キャンパス

撮影場所/関西大学千里山キャンパス

関西大学が主催するビジネスプランコンテストのKUBICでの受賞です。

受賞名:
KUBIC2011 京セラ賞

受賞プラン:
忙しい朝でも楽々!インクジェットでメイクアップ!メイクジェット

以下、法政フォトジャーナルに掲載された記事です。

関西大学ビジネスプラン・コンペティション「KUBIC」で、経営学部3年の宮本麻実さんと細井美沙緒さんが企業賞を受賞

 関西大学が主催するビジネスプラン・コンペティション「KUBIC2011」で企業部門の一つである「京セラ賞」を経営学部3年の宮本麻実さんと細井美沙緒さんが受賞し、10月1日(土)関西大学千里山キャンパスにて表彰されました。京セラ社からの課題「インクジェットでひろがる新しいビジネスプラン」に対し、宮本さんと細井さんはボタンを押すとカートリッジに入れた化粧品が顔に噴射され一瞬で化粧が完成する「忙しい朝でも楽々!インクジェットでメイクアップ!メイクジェット☆」というアイデアを提案。「独創性を重視した斬新なアイデアを追求するあまり実現性や収益性の問題にぶつかったり、採算計画をたてる際の損益分岐点の計算方法などにはとても苦戦しました」と2人が話すように、アイデアの斬新さに加え、綿密に計画された事業化の実現性が高く評価されました。 

 KUBIC(Kansai University Biz Plan Competition)は関西大学商学部が創設100周年記念事業の一環として、2006年から毎年行っている催し。大手企業から協賛されることもあり、全国の大学生・高校生がビジネスプランを競い合います。

 今回の応募に関して2人は「今までになかったような新しいビジネスプランを考え、さらに現実的な面も考慮しながら市場調査を行ったり、採算計画や成功の鍵を考えながら、仲間と試行錯誤してプランを作り上げ、そしてそれを企業様から認めていただけたことは、とても大きな自信になりました」とコメント。宮本さんは今後KUBICを目指す後輩へ「自分たちが『これならいける!』と思ったものでも、客観的に見直したり、自分だったらその商品やサービスを購入したい・受けたいと思うか、改めて冷静になる必要があります」とアドバイスし、細井さんは「調査に調査を重ね、頭の中にあるアイディアを絵や文章にすることもなかなか難しいことですが、そこで投げ出さないでください。『創造』はとても楽しいことです!」とエールを送ります。

 2人が今回の応募でも指導を受け、普段所属している西川英彦教授のゼミでは、毎年3年生が「Sカレ(Student Innovation College)」という商品開発プロジェクトも実施。11月末まで開催しているため、興味をお持ちの方は毎週木曜日15時から市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワー0706教室で行っている西川ゼミにぜひ足をお運びください。

(2011年10月18日掲載)

>法政フォトジャーナル