book 2015.1.25

『ソロモン 消費者行動論』丸善出版

 消費者行動論の世界的な権威マイケル・R・ソロモンによる定番のテキストブックです。社会心理学や認知科学、社会学、文化人類学などの最新の研究成果を踏まえた分かりやすいテキストです。

 ケースもたくさんあり、日本人がみて分かりやすいように修正したり、日本のケースもかなり加筆し、読みやすくしています。

 辞典みたいな厚さですが、網羅性があって消費者行動の辞書になります。マーケティングやコミュニケーション、商品などの企画する際のアイデアにも、引用文献もたくさんあり研究のネタにもなります。オススメです!

Michael R. Solomon(2013), Consumer Behavior: Buying, Having and Being 10th ed., Boston : Pearson (松井剛 監訳・大竹光寿・北村 真琴・鈴木智子・西川英彦・朴宰佑・水越康介訳『ソロモン 消費者行動論』丸善出版、2015年1月25日)

目次

第1部:市場に存在する消費者
第1章 買うこと・所有すること・生きること

第2部:個人としての消費者
第2章 知覚
第3章 学習と記憶
第4章 動機づけとグローバルな価値観
第5章 自己
第6章 パーソナリティとサイコグラフィクス

第3部:意思決定者としての消費者
第7章 態度と説得
第8章 意思決定
第9章 購入と処分
第10章 組織・家庭における意思決定

第4部:消費者とサブカルチャー
第11章 集団とソーシャルメディア
第12章 社会階級とライフスタイル
第13章 サブカルチャー
第14章 文化

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